理学療法士は国家資格。
周りの友人や親族からも「安定していていい仕事だね」と言われることが多い職業だと思います。
確かに国家資格ですし、仕事がなくなる可能性は低い。
世間的には“堅実で安定した職業”というイメージがあります。
しかし、42歳になった今、私は少し違和感を感じています。
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給料は本当に安定しているのか?
民間企業に就職した友人たちと比べると、給料の伸びは決して大きくありません。
・昇給幅は小さい
・役職は限られている
・役職についても劇的に給料が上がるわけではない
さらに、身体的な負担は決して軽くない仕事です。
腰痛や体力の衰えを感じながら、あと20年以上続けられるのか——そんな不安もあります。
そして何より、医療・介護報酬は国の制度に大きく左右されます。
国のルール次第で立場や収入が変わる可能性がある。
「安定」と言われながら、実はコントロールできない部分が多い仕事なのではないか。
そう感じることが増えました。
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好きな仕事。でも、今の働き方は好きか?
理学療法士という仕事自体は好きです。
患者さんが回復していく過程に関われること。
後輩を指導し、知識や技術を共有すること。
勉強会や自己研鑽を通じて成長を感じること。
若い頃はそれに喜びを感じていました。
しかしある時、友人と話していて気づきました。
「その時間はお金を生む時間なのか?」
後輩指導、勉強会、資料作成——
どれも大切なことです。でも、それが直接収入に反映されることはほとんどありません。
好きな仕事のはずなのに、
“好きではない時間”が増えていることに気づいたのです。
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気づけば、休日を待つだけの生活
家には子どもが2人います。
仕事から帰り、家事を手伝い、翌日の準備をする。
気づけば寝る時間。
そしてまた次の日が来る。
気づいたとき、
私は「次の休日」を楽しみに毎日を過ごしていました。
このままでいいのか?
もっと子どもと過ごす時間が欲しい。
もっと自由な時間が欲しい。
そう思い、私は「セミFIRE」という言葉を調べ始めました。
なぜ“セミFIRE”なのか? ― わが家のリアルな数字
わが家には、住宅ローンが約2,000万円残っています。
子どもは2人。
これから教育費が本格的にかかってきます。
一方で、ありがたいことに
・駐車場経営:月約10万円
・土地の貸し出し:月約18万円
合計 月28万円(年間336万円) の収入があります。
この時点で、私の考えは大きく変わりました。
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完全FIREは本当に必要か?
わが家の生活費はおよそ月30万円前後。
年間にすると約360万円。
すでに不動産収入が年間336万円あるので、
不足は年間約24万円。
理論上は、今でも「かなりFIREに近い状態」です。
しかし問題は、
・修繕費
・固定資産税
・空室リスク
・教育費の増加
・将来の不確実性
これらを考えると、“完全に仕事を辞める勇気”はまだありません。
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だから「セミ」にする
私は50歳でのセミFIREを考えています。
50歳まであと約8年。
その間に、
・住宅ローン残高を減らす
・金融資産を積み上げる
・不動産収入の安定性を高める
仮に50歳時点で、
✔ 不動産収入:年間336万円
✔ 週2〜3日勤務:年間150〜200万円
合計約500万円前後の収入があれば、
生活費360万円を十分にカバーしつつ、
余裕を持った生活ができます。
ここで初めて、
「収入のために働く」のではなく
「選んで働く」状態になります。
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私にとってのセミFIRE
完全に仕事を辞めたいわけではありません。
理学療法士という仕事は好きです。
でも、
週5日フルタイムで
制度改定に怯えながら
体力を削り続ける未来は望んでいない。
50歳で、
✔ 週2〜3日だけ働く
✔ 子どもの行事には必ず参加できる
✔ 平日に家族旅行に行ける
そんな状態を作ること。
それが私にとっての「セミFIRE」です。
あなたは今の働き方を、60歳まで続けたいですか?
「安定」という言葉に安心していませんか?

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